
頭書コンサートにお運び頂いた皆様、まことにありがとうございました。
お蔭様をもちまして、コンサートは大きなトラブルもなく無事終えることができました。
感染症予防の観察期間2週間も、一名の感染者もなく出すことなく経過することができました。皆様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
多くの歌手達にとって、大きなコンサートホールで歌うのはおよそ半年ぶりとなり、久しぶりに歌うことの喜びを感じ、演奏終了後は舞台袖で感極まる方もおられました。
やはり生の公演では、舞台と客席のキャッチボールによってホールという空間に一体感が生まれ、なんともいえない熱気が舞台の上にも客席にも満ちていることを肌で感じることができました。
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さて、「杉並リリカ」は来る11月23日(日・祝)にサントリーホール・ブルーローズ(小ホール)にて「至高のベルカント」と題したコンサートを開催いたします。
先日の報道でご存知かとは思いますが、コンサート開催のガイドラインが緩和され、180席に制限されていた席数が拡大され、感染症対策との兼ね合いも鑑みて280席として開催することに致しました。大変歓迎すべきことではありますが、引き続き感染症対策に万全を期して開催していく所存でおります。
現在最高のメンバーによる「歌の祭典」を是非ご堪能頂きたく、重ねてご案内させていただきます。
また、当初出演を予定しておりました、バリトンの甲斐栄次郎は、東京藝術大学の要職にあり、藝大オペラ公演が中止となったこともあり、残念ながらこの度のコンサートは御辞退されることとなりました。
代役として、新進気鋭のバリトン、小林啓倫が出演致します。エットレ・バスティアニーニの再来と言われる極上の響きをご期待下さい。
感染症対策に伴い、早い時期にチケットを購入いただきました皆様にも、9月6日のコンサート同様、やむを得ずお席を移動いただくことがございますが、何卒事情をご理解頂きたくお願い申し上げます。近日中に追って、調整後のお席情報を発表致しますので、ご参照いただければ幸いです。
引き続き感染症対策を怠りなく準備を進めて参りますので、皆様どうぞご自愛なさってお過ごし下さい。
杉並リリカ代表
酒井章
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